今年もあの時期がやってきた・・・
そう。それは農地の草刈りである。
お客様から農地の管理を20筆ほど任されているが、そのうちの6筆が所謂「手つかず農地」で雑草が伸び放題なのである。
残り14筆は、農家さんやご近所さんが間借りして作物を育てているので管理が行き届いている。だから安心だ。
さて、この問題である「手つかず農地」梅雨時期になると、ある組織から決まって私宛に連絡がくる・・・
農「あ~どうも~。井手さんですか~。〇〇町〇番地の畑なんですがね~、草が伸びてきたと苦情が入りまして~。今年はいつ頃草刈りして頂けますでしょうか~?」
井「あ~、そうですね・・・もう伸びてきましたよね・・・ご所有者様と相談して近日中に対応させていただきます。」
ちなみに農とは、農業委員会のことである。お客様から管理を任されるようになり3年目に入ったことで、農から直接私に
連絡が入るようになった・・・
お客様と相談をし、草刈りの決行は1週間後。6筆の「手つかず農地」は1筆あたり大体150㎡弱だろうか。
6筆で約900㎡の戦いである。準備は入念にしなければならない。
まず草刈り機だが、もちろんガソリンタイプでなければ戦えない。しかもガソリンタイプなら何でも良いわけではなく
26cc以上の排気量がないと作業効率が落ちてしまう。長い草だと1.8mはある。茎も直径1センチ以上あり難敵である。
去年は私ともう一人で3日間かけて草を刈り取ったが、今年は私一人で戦うことになった。
「一日でどこまで進められるか・・・」一人でやるからと言って、1週間もかけられない。
6筆300㎡を目標2日で終わらせる!
これには確かな自信があった。
なぜなら昨年は、草刈りの実施月が8月。しかも日中に行ったため暑さにやられて全く作業が進めなかったのである。
今年は9月におこなう。少しは涼しくなっているのと、「早朝」に始めることで作業の効率化を図る。
2025年夏。今年も漢と雑草の仁義なき戦いが幕を開ける。

