おはようございます。マルイ株式会社 井手浩一です。
一般媒介契約とは、数に制限なく不動産会社に仲介業務を依頼できる契約です。
色んな不動産会社に仲介業務を依頼できるので、比較的依頼しやすい契約と言えます。
ご相談いただいたお客様からも「今回は一般媒介契約を考えているんですが・・・」と言われることも少なくありません。
一般媒介契約には落とし穴がある
お客様から相談された場合、私の答えは「一般媒介契約はお勧めできません」です。
不動産会社が行う仲介業務には様々なコストが掛かります。
依頼された物件を調査したり、内見のご案内をしたり、案内チラシを作成したりする人件費。
アットホームなどのインタネット広告、チラシを打ったりする広告宣伝費。
その他多くの諸経費が掛かるわけですが、一般媒介契約の場合、最終的に買主を見つけられなければ仲介手数料はいただけない。要はタダ働きになってしまいます。
そういった案件に時間・人件費・広告宣伝費など十分に掛けられなくなります。
上記をご説明したうえで、私は常に専任媒介契約or専属専任媒介契約をお勧めさせてもらいます。
依頼先を一社に決めることにはリスクも伴いますので、信頼できる不動産会社の見極め方など、今後アップさせて頂きます。