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雑誌 Masters 2026年2月号 Vol.44 掲載記事
Key Person
マルイ(株) 代表取締役井手 浩一
30代で未経験のまま、不動産業界に飛び込んだ井手社長。
顧客の「ありがとう」を原動力に知識と経験に磨きをかける中で至った思いは、「売主様の売却に関する悩みに寄り添い、新しい人生の始まりをサポートしたい」だった。
その熱意は現在も絶えることなく、年々変わる不動産に関する法律を学び続けており、常にアップデートを行い豊富な知識で売主の要望に応えている。
不動産業者としての責任感を持って売主本位で臨む仕事の姿勢には矜持を感じ、今後も歩みを緩めることなくプロフェッショナルとして成長していくことが確信できた。研鑽を怠ることなく、高みを目指す社長が見せてくれる景色が楽しみだ。
「売主様のためにある会社」と言えるように、常に勉強し努力する姿勢を貫き続けます
- PROFILE
- 東京都板橋区出身。飲食業界を経て様々な仕事を経験し、不動産業界に入る。顧客の様々な要望に応える中で、売主に特化した不動産売買事業に方向性を定めて注力する。2025年6月に「マルイ」を立ち上げ、現在は三重県内でのさらなる店舗展開を目指して事業に邁進している。同年には不動産売却のノウハウをまとめた書籍『不動産を高く早く売るための成功法則 知識が9割』を出版した。
豊富な専門知識と経験で悩みに応える
売主第一の姿勢を貫く不動産売却のプロ
「売主様の売却に関する悩みに応えたい」との思いで不動産売却に特化した不動産売買仲介業務を行う「マルイ」。
井手社長は顧客本位の姿勢で豊富な知識と経験を積み、顧客の「ありがとう」を原動力に培った知見のアップデートに日々励んでいる。本日はタレントの市井紗耶香さんが社長にお話を伺った。

異業種を経て未経験で不動産業界へ
売主特化の不動産売却を始める
──まずは、井手社長のこれまでの歩みからお聞きします。
早く働きたいという思いが強く、10代から寿司店で働いていました。3年ほど働き、別の世界を見たいと営業の仕事をしたり接客の仕事をしたりと様々な業種を経験しましたね。異業種ではありますが、顧客第一の姿勢は当時から大事にするよう意識していました。
──色々なお仕事を経て、不動産業界に入ったきっかけは?
早く働きたいという思いが強く、10代から寿司店で働いていました。3年ほど働き、別の世界を見たいと営業の仕事をしたり接客の仕事をしたりと様々な業種を経験しましたね。異業種ではありますが、顧客第一の姿勢は当時から大事にするよう意識していました。
──不動産のお仕事は未経験だったのではないですか。思い切りましたね。
早工務店の社長以外に私を含めた3人でスタートしたのですが、全員が不動産業界未経験でしたね。右も左も分からない状態でしたが、まずは宅地建物取引士の資格を半年で取得。そして実際に始めるにあたって、「不動産に関するお困りごとはないですか」と様々なお客様に不動産に関する悩み事や不安を聞いて回っていきました。
その中で徐々に事業の方向性が定まっていき、売主様に特化した不動産売買を行っていくことに決めたんです。
──実際のお客様の声から、現在の売主特化のスタイルを固められたと。
しかし、なかなか地道な作業ですね。
ええ、本当にそう思います。急に訪ねてきて「何か困っていることはないか」と聞かれても逆に困りますよね(笑)。
ありがたいことにコツコツと続けていくうちに名前を知っていただき始め、不動産を売りたいという方が相談に来られるようになったんですよ。
──社長の仕事ぶりがお客様の信頼を集めたのでしょうね。
売主様のために日々勉強に励み三重県内でのエリア拡大を目指す

──ところで、「マルイ」さんを
立ち上げたきっかけは何だったのでしょうか。
副社長として働いていた会社は名古屋にあり、名古屋にも20年住んでいたのですが、三重県津市の遺品整理業者さんと取引があって津市にはよく足を運んでいたんです。
津市の土地柄やお住まいの人たちの人柄などに触れ、いずれ支店を出すなら三重県がいいねという話をしていたんですよ。
独立心を持っていたわけではありませんが、良いご縁があって独立に挑戦してみようと決意。
2025年6月に「マルイ」を立ち上げ、宅地建物取引業の申請が9月に通りました。同年に売主様のための不動産売却に特化したノウハウ本も出しました。
──高い行動力で常に挑戦を続ける姿勢
そんな社長がお仕事をする上で大事にされていることは何でしょうか。
当社は不動産の売却を専門に手掛けているんですね。
「売主様のためだけにある会社です」と胸を張って言える会社を目指し、不動産を高く・早く売るための自己研鑽を大事にしています。
不動産に関する法律はかなり細かい上に厳しく、毎年改定されるんです。
売主様にとって一番メリットになる提案ができるよう、知識更新を行って法改正や市場変化に対応していきたいと思っています。
その上でお客様に「ありがとう」と言われるととても嬉しいですし、やり甲斐につながりますね。
──不動産売却はお客様によって売りたい動機も違えば、どのような思いなのかも違うでしょうね。
そこを汲み取ることを大事にしていらっしゃるのですね。
その通りです。
不動産の取引は高額ですから、お客様のその後の人生にも関わっていくものでしょう。
お客様の新しい人生が始まるお手伝いができればという思いですね。
お客様の人生の中のターニングポイントに立ち会い、不動産に関する悩み事などを解消できると、
「この先の人生、幸せになってくださいね」という気持ちで見送ることができます。また、お客様に感謝されると
この仕事をやっていて良かったと実感しますね。そう考えると、一つひとつの業務に意味があると思います。
──社長がどれだけお客様のことを大切に思っているかが伝わってきます。
それでは最後に、今後思い描いておられるビジョンについて教えていただけますか。
こうして三重で独立できたので、他の市にも支店を出して三重県全域で活動したいですね。
三重県の売主様に貢献できる会社になりたいです。
実は今、愛知に家族を残して三重に単身赴任をしているので、三重県での事業が形作られたら将来的には愛知県でも不動産業をやりたいと思っています。
(取材/2025年11月)
売主特化の不動産売却に至る経緯
対談でも語られていた通り、異業種から不動産業界へ飛び込んだ井手社長。知識と経験を培う中で、売主様が本当に知りたいことは資格試験に出るようなマニュアル的な質問ではなく、「自分の家は本当に売れるのか?」「不動産会社によって金額が違うのは何故?」といったことだった。
それは知識の量ではなく、目の前のお客様が抱える不動産も親族も変わらない状況の中で、その人の人生に寄り添いながら最善の提案を行うことだと感じたという。
「私は広く浅くではなく、一点集中型で物事に取り組むのが性に合っています。一点集中で物事に取り組む姿勢が自社の強みだと思っています。」社長のそんな思いが集約された「マルイ」の不動産売却では、「高く、早く売る」販売戦略はもちろん、市場動向や物件価値を踏まえた提案を行っている。
それらの強みが顧客から支持され、「マルイに頼んで良かった」と思っていただける不動産売却の実現を目指している。
ゲストインタビュアー
市井 紗耶香
「お客様に喜んでもらいたい」との思いで、
知識更新を怠ることなく常に向上心を持って事業に取り組んでおられる井手社長の姿勢には私も刺激を受けました。
お客様にとって不動産の取引は分からないことも多いと思いますし、不動産のプロがそうして親身になって寄り添ってくれるのはお客様にとっても安心できるでしょうね。



