こんばんは。マルイ株式会社の井手浩一です。
今回は少し踏み込んだお話をしてみようと思います。
不動産を探されている方とお話ししていると、よくこんな言葉を聞きます。
「もう少し待てば、もっと良い物件が出てくるかもしれない」
「できれば“お宝物件”が出てくるまで待ちたい」
この気持ち、すごく分かります。
誰だって
・立地が良くて
・築年数が新しくて
・理想の間取りで
・駅から近くて
・価格も相場よりずっと安い
そんな物件があれば欲しいですよね。
ただ、ここは少し現実的なお話をさせてください。
結論から言うと、 いわゆる“お宝物件”は、市場にはまず出てきません。
なぜかというと、不動産の売却はほとんどの場合、不動産会社を通して行われます。
そして、もし誰が見ても条件の良い物件があった場合、
市場に出る前に動きます。
・不動産会社が自社で購入する
・もしくは付き合いのある不動産会社に紹介する
つまり、“良い物件ほど、水面下で動く”という構造なんです。
よく私は例え話でこうお伝えしています。
良い物件は「川の上流で取られてしまう」
そして、市場に出てくる時点である程度“条件が整理された状態”になっている
ということです。
もう少し身近な話で説明すると、例えば賃貸物件の場合、
・駅近
・築浅
・コンビニ・スーパー近い
・ペット可
・リビング広い
・角部屋
・相場より安い
このような物件があったら間違いなく、賃貸業者が借ります。
それか、賃貸業者の得意先や、親族・友人などに紹介され、市場には出てこないでしょう。
私がその賃貸業者だったら、一生借り続けると思います(笑)
それくらい、良い条件の不動産は外に出ないという事です。
では、「市場に出ている物件はダメなのか?」というと、全くそんなことはありません。
大事なのはここです。
“100点の物件を探すこと”ではなく、
“自分にとって何点の物件か”を判断すること。
例えば、
・立地は最高だけど築年数は古い
・築浅で綺麗だけど駅から少し距離がある
・立地は最高で築浅だけど予算オーバー
このように、すべての条件が揃う物件は基本的に存在しません。
だからこそ必要なのが、優先順位を決めること
・絶対に譲れない条件
・妥協できる条件
これを整理するだけで、物件の見え方は大きく変わります。
最後に一つだけ。
「もっと良い物件が出るかもしれない」と待っている間に、
“今ちょうど良い物件”は、静かに売れていきます。
不動産選びで一番大切なのは、完璧を探すことではなく、「条件を絞り納得して決めること」
もし今、迷われている方がいれば、
“探し方”ではなく“選び方”を一度整理してみてください。きっと見え方が変わると思います。
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